よーくわかる「米国→日本」送料のお話です。

　送料について今一わからない・・とか、
　送料や到着期間で（出品者と）トラブった経験がある方は、
　ご参考ください。
　
　
　USPSは、日本でいう郵便サービスに該当する機関で、
　米国から日本への配送手段として最も多く使われる配送サービスです。　
　
　今年5月に、
　配送追跡や遅延トラブルの解消目的や利用数の減少を理由に、
　船便が廃止され、全て航空郵便になりました。　

　その結果、取り扱い限度重量が、
　66ポンド（約30キログラム）まで下がったものの、
　日本への配送期間は最長でも2週間以内になりました。

　種類は以下の3つです。

　■Global Express Guaranteed（グローバルエクスプレス配送日保証）
　日本へは、1−3日間という最短の配送サービスです。

　FedExなどの民間の宅配サービス業者と提携したシステムで、
　到着日の指定はできないものの、受け付けた時点で、

　何月何日に到着します、もし遅れた場合は料金の一部を
　送り主に返還します。

　といったピザの宅配さながらの配送日保証サービスです。

　例えば、4ポンド（約1.8キログラム）の送料は70ドルです。

　次に、
　■Express Mail International（エクスプレス郵送インターナショナル）
　日本へは、3−5日間の配送期間で日本のEMSに該当するサービスです。
　　
　4ポンド（約1.8キログラム）の送料は40ドルです。

　最後に、
　■Priority Mail International：（優先郵送インターナショナル）
　日本へは、6−10日間と他の2つに比べて日数はかかりますが、
　配送料金に関しては一番安いサービスです。

　4ポンド（約1.8キログラム）の送料は33.75ドルです。

【補償に関して】
　Express Mail InternationalとPriority Mail Internationalには、
　100ドルまで無料で付いていますが、それ以上は有料です。

　Priority Mail Internationalは、補償は付いてなく全て有料です。
　ちなみに100ドル補償の場合は、保険代3.3ドルになります。

　その他、

　重量制限が4ポンド（約1.8キログラム）までの配送サービスですが、
　First Class Mail International（ファーストクラス郵送インター
　ナショナル）というサービスもあります。

　4ポンド（約1.8キログラム）の送料は27.50ドルですから、
　この重さまでならばFirst Class Mail Internationalが
　最も安い送料になります。

　
【追跡に関して】
　全てのサービスでトラッキングナンバーによる追跡は可能です。

　内容は、
　Express Mail InternationalとPriority Mail Internationalの
　データに比べ、
　Priority Mail Internationalは大まかなデータになります。

　以上が概要ですが、
　だいたいの目安がついたのではないでしょうか？

　ところで、

　船便がなくなり配送機関が大幅に短縮された為、
　料金負担は増えたものの、

　アイテム未到着や到着後のトラブルによるPayPalへの訴え
　制限期間45日を過ぎて残念な思いをするという心配は
　なくなりました。

　では、次号は、
　予定日を過ぎても届かない・・その考えられるケースを
　ご紹介致しましょう。